残留農薬が健康に悪影響を及ぼしていれば、たとえそれが微量であっても発育中の園児にとっては将来にわたって悪影響を残すと考えるから
形のよいものを効率よく作るために大量の農薬と化学肥料を施して育てられた作物は、見栄えや味の均一性の面で優れたものと言えます。しかし、こういった農法は自然を破壊するばかりでなく、作っている農家の方々の健康にも悪影響を及ぼしていると言われています。このように、自然や作る人の健康を脅かしながら作られた作物が、本当に私たちの健康によいのだろうかと考えた場合、誰にも正確な答えはわからないものの、少なくとも疑問は残ります。
めぐみ幼稚園では、
- 残留農薬が健康に悪影響を及ぼしていれば、たとえそれが微量であっても発育途中の園児にとっては将来にわたって悪影響を残すと考え、このような疑問が強く残る食材については、できる限り避ける方向で対応しています。
- 一般に流通している有機栽培の食品は高価で、今の給食費の範囲内で安定的に仕入れることは難しいのが現状ですが、近隣の農家で有機農法を行っているところをさがし、直接購入することで、この問題を解決しようとしています。
全てを無農薬で有機栽培の食材にするには時間がかかりますが、地道に努力していきたいと考えています。